決まらないときのブログのドメイン名の決め方とは?

ドメインとはなにか

ドメインとはインターネット上の住所を表すもので、このウェブサイトのURLで例を示すと、URL:「https://wakaru-guide.net/」の「wakaru-guide.net」の部分がドメインになります。

インターネットの住所は、本体、ネットワーク上の機器を識別するための数値のIP(Internet Protocolの略)アドレスでやり取りをされていますが、これを分かりやすくニックネームのように文字列に置き換えたものが、ドメインとなります。

例) IPアドレス(IPv4):183.181.96.27
      ↓
例) ドメイン:wakaru-guide.net

ウェブサイトだけでなく、メールアドレスを取得した場合は、xxxx@wakaru-guide.netのように、@マーク以降にも使われるものです。

ドメインは先着順で他の人が使っていないものであれば、自由に取得することが可能です。
ただ、自由に取得出来ると言っても、そのサイトの看板になる名前なので、ウェブサイトを立ち上げる際は悩まれる方が多いと思います。

ドメインをどう決めたら良いか?

実際、ドメイン名を決めるのにあまり時間を掛けるのはオススメ出来ません。
ただ、自分に合ったピッタリなドメインを取得するのに、いくつかのポイントをお伝えいたします。

  1. 自分のブランディングを考えて、自分の名前をドメインにすることも視野に入れます。(あだ名などのバリエーションも良いでしょう。)
  2. もし匿名で行う必要があれば、ブログテーマに関連した文字列をドメインにするのが良いでしょう。
  3. 出来る限り短い方がオススメです。名刺などに記載しやすかったり、覚えやすいです。
  4. ユーザー(読者)がSNSで共有しやすい名前にしましょう。

このようにSNSなどで拡散されたり、リアルで評判になったりすることで結果的に話題になり、上位表示されるというサイクルになることは考えられます。

独自ドメインとは

続いて、ドメインを取得するにあたり、前提としての周辺知識と単語を解説いたします。
まず、何度か記載している独自ドメインについてです。

独自ドメインとは、世界で一つだけのドメインのことを指して呼ばれます。
このサイトのドメイン、wakaru-guide.netも管理人が自身で取得した独自ドメインとなります。

例) IPアドレス(IPv4):183.181.96.27
      ↓
例) ドメイン(独自ドメイン):wakaru-guide.net

TLD(トップレベルドメイン)とは

また、独自ドメインに纏わる単語の解説を合わせて行わせてください。まずはTLD(トップレベルドメイン)です。

ドメインのドットの後に続く末尾の文字列をTLD(トップレベルドメイン)といいます。
トップレベルドメインにもいくつか用途によっての種類があり、選択肢としてはかなり多岐に渡っており、選ぶときにはかなり悩まれる方も多いかもしれません。

  1. ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)
    → 代表的なもの:「.com」「.net」「.org」「.info」
  2. 国別コードトップレベルドメイン(Country Code Top Level Domain、ccTLD)
    → 代表的なもの:「.jp」(日本)、「.uk」(英国)
  3. インフラ用トップレベルドメイン

世界的には、.com(ドットコム)や.net(ドットネット)が多く使われており、
このサイトの場合は.jp(ドットジェーピー)がTLDにあたります。

選んだドメイン名によって検索エンジンからの評価は変わるのか?

ブログを運営するにあたり、集客の効果というのは気になるところの一つになると思われます。
なかでも検索エンジンは、大規模サイトでは6割以上を占めることもあり絶大な集客力を誇ります。

もちろんブログも例外ではありません。
ブログのドメイン名は検索結果画面でも、目につく場所に表示をされているため、検索エンジンのランキングに影響しそうな内容ではありますが、ドメイン名によって変わることはあるのでしょうか?

結論としては、Noとなります。
ドメイン名だけで検索エンジンからの評価を上下することは出来ません。

2012年頃の米国・英語圏で検索エンジンの上位表示をするための常とう手段として、検索キーワードと完全一致したドメイン名を取得し、コンテンツ(加えて質の低い)を表示させるという方法がありました。

その手法にGoogleは対策を打つため、EMDアップデートというアルゴリズムを発表しました。

Matt Cutts氏は当時米国Google社のスパム対策チームのリーダー

EMDはその名の通り、Exact-Match Domainsの頭文字を取っています。
このアップデートの結果、ドメイン名に検索キーワードを狙っていれることで上位表示しているスパムサイトは相当数排除されました。

もちろん、スパムサイトだけをターゲットにしているため、低品質ではない通常のサイトは、ドメイン名と検索キーワードが近くても何も影響は受けませんので心配する必要はありません。

日本語ドメインとは

最近では、「求人ボックス.jp」のように日本語を使ったドメイン名も散見されます。
このようなドメインは通常、日本語ドメインと呼ばれます。

URLの視認性が高く覚えやすいため、使われることも多いです。

ただし上記の通り、ドメインと検索キーワードを一致させるだけでは、検索エンジンからの評価を上げることは出来ないため、目的がSEOであるのであれば意味はありません。